アメイロオオアリ、カウント。
我が家で最も大きなタイプの飼育巣で飼育しているコロニーがある。
よ〜いちさんの木製巣で飼育しているアメイロオオアリだ。
このコロニーは2019年3月に大阪ではないとあるフィールドで枯竹内で越冬していた女王1匹とワーカー1匹の零細コロニーを採集したもの。状況的に2018年の晩夏に飛行した新女王のコロニーだろう。
かねてから見つけてみたいと思っていたアリで、且つ僕の活動地域である大阪では見つけられていない種であることからまさに"虎の子の女王"。
女王(ワーカーも)を見るのも初めてであれば飼育ももちろん初めて。
枯枝で見つかったことから"石膏巣で加水少なめ"という環境で飼育を始めた。
"虎の子の女王"を失いたくないハラハラと「もっとこういう飼育巣の方が良いのではないか」という試行錯誤から様々な飼育巣への引越しを経て、2022年からは現在のよ〜いちさんの木製巣に入居した。
ほぼ巣内への加湿は無しの状態ながらコロニーは安定し、今年に入ってもさらにコロニーは拡大した。
2019年を1年目とするならば5年目となるこのコロニー。
このあたりで一度ワーカー数をカウントしてみようかなと思い立った。
カウント方法はコロニーの写真を撮影して画像にドットを打っていく"ドット法"。昔よくやっていたな〜
おもて面下段。ワーカー数294匹。
おもて面下段。ワーカー数6匹。
裏面下段。ワーカー数342匹。
裏面下段。ワーカー数3匹。
合計ワーカー数645匹。
カウントの結果、アメイロオオアリのコロニーのワーカー数は645匹となった。
初めての飼育で突然調子を崩す日が来ないかと日々ハラハラしながら過ごしてきたが、気付けば我が家のアメイロオオアリは「大コロニーの一歩手前」というところまで成長してくれていた。
表裏両面で且つ上下二段接続という特大容量のよ〜いちさんの木製巣では600匹を超えるアメイロオオアリを持ってしても下段の表裏だけでコロニーは収まっている。
コロニー規模が1000匹を超え、上段のスペースも使われ始める日は来るのか、今後も調子を崩さずに成長を続けてもらいたい・・・!